今回、ブログ初投稿となります。
あかつき経営会計新メンバー、MJこと前畠と申します。
大学卒業後金融機関などを経て、弊事務所へ昨年10月に入所しました。
今後とも、なにとぞよろしくお願い致します。
先週末より数年に一度クラスの大寒波が到来し、1mを超える積雪となりました。
皆様、日々の雪かきや雪下ろしなどお疲れ様でございます。
積雪が1mを超えるのは3年前の平成30年(2018年)2月以来となりました。
今回の豪雪は、県が平成30年豪雪を機に以後の年度ごとに策定する「道路雪対策基本計画」
について初めての実践、実証の場となりました。
同計画による令和2年度の主な取り組みは以下となります。
①北陸自動車道は、最大限の除雪に努め、通行止めを回避、国道8号、中部縦貫自動車道は、
通行止めや大規模な車両滞留を可能な限り回避させるよう、主要幹線道路の雪対策強化に
ついて高速道路管理者、国土交通省に要請するとともに、関係機関との連携を強化する。
②除排雪作業の効率向上と物流、公共交通路線を確保するため、事前排雪・集中除雪体制の
強化、昼夜間除雪作業の実施・最重点除雪路線の見直し、情報発信を強化する。
②の有効性が発揮された例として、三国テクノポート石油備蓄施設から各市町村への基幹道路
の集中除雪が挙げられます。市中のガソリンスタンドでの給油制限などはほぼ無かったようです。
一方、①については、北陸自動車道「福井IC~金津IC」間で一時1500台以上の立ち往生、
迂回路となった国道8号線も大渋滞が起こるなど、前回の豪雪と比べ同等かそれ以上の混乱が
繰り返されました。検証を行い、更なる対策の立案と実行、国や自治体を横断する命令系統の
確立が望まれます。
今回の除雪対応で個人的な思いは、除雪すべき道路の「トリアージ」をし、(表現は悪いですが)
優先度の低い生活道路はひとまず「切り捨てた」ことを感じました。
災害や緊急時には、どうしても「選択」が必要となります。選択されなかった側は嘆くのではなく、
生きるためにまずは自助努力すること、普段からの意識づけを痛感した豪雪でした。
除雪と新型コロナウイルス感染防止で気の抜けない日々が続きますが、くれぐれもご自愛くださいませ。
MJ
↓税理士法人あかつき経営会計HP
http://www.akatsuki-ma.com
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